プロフェッショナルの絶対「目標達成法」 井上 裕之
プロフェッショナルの絶対「目標達成法」 井上 裕之
三笠書房 2013.2一刷 203ページ
結果を出すための方法論について書かれている。
歯学博士、経営学博士、コーチ、セラピスト、経営コンサルタントの顔を持つ著者が、
成功するための考え方や行動について、教えてくれる。
特に響いたのが、前向きに努力し当たり前のことを続けた人が結果をつかんでいく
ということ。結局は当たり前のことを圧倒的な量をこなす凡事徹底の精神を思い
出した。
継続する大切さを思い出させてくれた本だった。
■自分の中のひっかかり
・あなたが自分自身に制限をかけているのは何なのか
→自分のやりたいことを全肯定する。
・上手に自分を許す習慣を持つ
・人があきれるくらいに楽観的に仕事をしましょう。
・自分が心から納得できる「ミッション」を持つことが
大切なのです。
・自分をプロモーションすることは必要不可欠
・一手も二手も先の手を考えておく
・成功するのが当たり前だと思える環境に身を置く
→いい仲間といるだけで結果は自然に出る
・モチベーションを維持するにも、ビジョンを描く上にも効果的なのが、
一流の世界にトライすることです。
→時には最高峰を経験する
・相手のためにベストを尽くす。自分が求められていることをするのは
当然として、それを上回るエネルギーを相手に注ぐ。そういう精神が
「応援される力」になるのです。
・「数字」にこだわると仕事のステージが上がる。
・自分を圧倒的に信じ切る秘策は「自分で自分をほめる」ということです
ACTION READING 赤羽 雄二
ACTION READING 赤羽 雄二
SB Creative 2016.6.1 222ページ
行動につながるための読書のやり方について書かれている。
大量に本を読んでも身についた気がしない。。時間がないから本が読めない。。
そんな悩みを抱えている人にマッキンゼーで14年間活躍した著者が結果のでる
本の読み方について教えてくれる。
読んでみて、本を読むことでどこに行きたいのか。なりたい自分を
しっかり言葉にしてイメージし、そこから逆算して必要な本を読んでいく
ことが大切なのかなと感じた。あとは、ある程度読書量をこなしてきたら、
アウトプットすることや他の情報源から吸収することも大事だと言っていた。
どうなりたいか考えるきっかけをもらった本だった。
■自分の中のひっかかり
・本を読む優先順位を上げる
→読書の時間をスケジュールに組み入れる
・講演をするために
ステップ1
5年後の目標を踏まえて「1年後自分はどういう人になりたいか」
「どういう評判を得たいか」「どいういう場でどういう講演を
したいか」「具体的にはどういう講演タイトルをねらいたいか」
「その講演に関してどういう人がすでに講演しており、競合に
なるか」を1ページで整理
ステップ2
その目標に向かって本を読むと同時に、関連分野のキーワードを
数十個をGoogleアラートに登録し、毎日記事を見て、徹底的に
知見を深める
ステップ3
自分のブログに書くブログタイトルを20個ほどリストアップ。
ステップ1に沿って、講演会を企画しているコミュニティの幹事、
事務局、セミナー企画会社の担当者などにアピールしそうな
ブログタイトルにします。
ステップ4
ブログを週に1~2本書く 3000~4000字
・情報感度を高める7つの習慣
1.忙しくても普段からの情報収取を欠かさない
2.何にでも自分の意見を持つようにする
3.その意見をあまり遠慮せず人に言うようにする
4.結果が今一歩でも気にしない
5.やる気を注入・補強する手段をもっておく
6.何でも相談できる相手を各世代で2名ずつ確保しておく
7.自分にはこれができるという自信をなるべく持つ
品のある人、品のない人 中谷 彰宏
品のある人、品のない人 中谷 彰宏
ぱる出版 2014.10.17 204ページ
品がある人とはどういう人なのかが書かれた本。
品が問われるケースについて具体的な事例を数多くあげて、この場合は、
こうした方が、スマートだと教えてくれる。
マナーとか品というのは、教えてくれる人が身近にいればいいが、いない場合は、
たいていは本や実際の失敗から学んでいくものではないだろうか。
特に、自分自身がやっていることに対して恥ずかしいと気づける人が品のある人だと
いうのが印象に残っており、人をどうこう言う前に自分自分は大丈夫なのか?と
ちゃんと振り返ろうという気持ちになった。
スマートな振る舞いの意識付けをもらった本だった。
■自分の中のひっかかり
・まわりの人ではなく、自分自身がやっていることに対して恥ずかしい
と気づける人が品のある人です。
・姿勢をよくしないと、服がきれいに見えない。
・相手の忙しさを察しよう
・まず、オーソドックスな着方を覚えよう
・物おじするような所へ行って、冷や汗をかこう
・オーダーの間違いにムッとしない
→イラッとしたら、ダースベイダーの曲を口ずさもう
(ダークサイドに転ぶところだった自分に気づく)
・あけっぱなし、出しっぱなし、脱ぎっぱなしにしない
・お店の中で、コートを着ない(食べている人の横で着ない)
→品のある人はほこりを立てない
・品をよくしないと、いいサービスを受けることができない
・品とは、相手が目で見て、心地いい状態だ。
・「椅子を倒していいですか」のひと言で旅が楽しくなる
100%好かれる1%の習慣 松澤 萬紀
100%好かれる1%の習慣 松澤 萬紀
ダイヤモンド社 2015.10.23 96ページ
人生を好転させるための習慣について書かれた本。
元ANAの客室乗務員である著者が、人から好かれるための
「相手を気づかう心」それを言葉と行動に落とし込む「小さな習慣」について、
具体的に教えてくれる。
特に気になったのは、
本物を見続けることでしか、「本物の輝き」はわからないということ。
ちいさな違いに見えたとしても、それはとんでもなく大きな差だと気づく
ことができるのは、本物を知ることでしかわからない。本物を知ることで、
今の自分に謙虚になれる気がするなと思った。
本物に触れ続けることを意識しようと思った本だった。
■自分の中のひっかかり
・毎日の行動を「1%」変えれば、あなたの人生が変わる。
・マナーは所作ではなく、「相手を気づかう心」が大切
・「また会いたい」と思われた数だけ、人生が豊かになる
・「相手の印象に残る人」は、「別れ際の1秒間(ラストインプレッション)」を
意識して、最後に、相手の心を開かせるひところ(=残心)を付け加えている
・「与える人(=人のために行動する人)」になれたとき、人生は好転していく
・「3割多くほめる習慣」が人生を変えていく
・批判によって人間の能力はしぼみ、励ましによって花開く
・相手が「自信を持てるようになる一言」をプレゼントすると、ときに、
一生その人の心に残る言葉として、相手の心に沁み入ります
・「謝罪は2回、お礼は4回」で相手の心に確実に残る
・「当たり前の小さな気づかい」を当たり前じゃないくらい継続する
・「人の役に立とうという気持ち」が、自分の道を切り開くいちばんの近道
・「かわいがられる人」とは、素直にすぐ行動に移す人
「要領がいい」と言われている人の、仕事と勉強を両立させる時間術 佐藤 孝幸
「要領がいい」と言われている人の、仕事と勉強を両立させる時間術 佐藤 孝幸
クロスメディアパブリッシング 2010.6.14 p208
限られた時間で最大のパフォーマンスをするためのヒントについて書かれた本。
働きながら弁護士、米国公認会計士等の資格をとった著者が、時間に対する
考え方、その限られた時間の使い方、勉強のやり方について書かれている。
最も大切なのは、欲と危機感ということが特に響いた。
時間の使い方についての本は、数多くあるが、結局これまでの習慣を変える
わけなので、最初は努力がいるし、続けるのは、結局本人のこうなりたいと
いう欲や危機意識が必要だと思う。それらが足りないからまあいいやと
三日坊主になってしまうのも納得できた。
自分がどうありたいのか、そのためにこのままでいいのか、
考えさせられるきっかけになった本だった。
■自分の中のひっかかり
・結果を出すには、まず効率を上げなければならない。
効率はやる気と集中力によって支えられるもの。
そのやる気と集中力は欲と危機感から生まれるものだ。
・10時に寝る。
・結果を出している人で手を抜いている人などいない。
彼らは、「どう努力すれば結果が出るか」を常に考えているからだ。
・勉強で効率を上げるには、自分でコントロール可能な範囲を
完璧にこなせるようにしよう。
・勉強で大事なのは、「やるべきこと」「やり方」を設定し
とにかく初志貫徹
・「達成感」を積み重ねれば続く
・隙間にできることを用意しておく。
・見直さないノートなら作る意味はない。
どんな業界でも記録的な成果を出す人の仕事術 伊藤 嘉明
どんな業界でも記録的な成果を出す人の仕事術 伊藤 嘉明
東洋経済新報社 2015.8.21 p240
結果を出すための仕事術について書かれた本。
様々な有名外資系企業でよそ者として入ってきて、結果を出し続けてきた著者が、
仕事に対する考え方、取り組み方やリーダー・経営者の在り方について書かれている。
特に気になったのは、「自分でコントロールできないことに人生をゆだねるな」
ということと、知識より経験よりも「姿勢」が大事ということだった。
この言葉に出会ったとき、自分がコントロールできることに注力すべきと思ったし、謙虚や素直な姿勢を持っていれば、たとえ未経験でも新しい世界に飛び込んでも受け入れてもらえるということを思いださせてくれた。
素直で謙虚さをもった野心家になろうと思った本だった。
■自分の中のひっかかり
・よそ者の役割は、今までなされなかったことをすること
・話を聞くべきは業界人ではなく普通の人
・どんな業界でも必ずやるべきこと
1.顧客の見直し
「自分たちが本当に大事にすべき顧客は誰で、どこにいるのか。
そして、どうすればその顧客にアプローチできるのか」を
一度改めて考えてみる。
2.チャネル(流通経路)の見直し
チャネルから販売数を考えない。販売目標からチャネルを考える
・「勝てる戦い」をするため武器の棚卸しをする
・まずひとつ、小さくても、何かを動かす
・キャリアに偶然はなく、すべては必然である。出会いもチャンスも、
手に入れようという姿勢を持ち続けている人に訪れる
・自分のタイプは「0→1」か「1×2」か?
・ロールモデルを見つける
・社長になるには、マーケティング(販売戦略)、営業、
オペレーション(運営業務)を経験する必要がある
・全員がもっておくべき3つの武器
1.情報収集力 2.英語力 3.コミュニケーション力
・経営者は好かれることと嫌われることの両方ができて、初めて本物
・リーダーが学ぶべきは、宗教と歴史
・自分たちはできるという自信を持ち、勢いをつけるには、
必ず2連勝しないといけない
→そのための戦略を考え、実行することが、リーダーの役割
シティバンク人事部で私が学んだ一生使える「気づかいの基本」が身につく本 関下 昌代
シティバンク人事部で私が学んだ一生使える「気づかいの基本」が身につく本
関下 昌代 大和出版 2015.4.30 p155
気づかいの基本について書かれた本。
気づかいとは、自分以外の人に対して行うサービスであり、
自分以外の人はお客様であるという考え方のもと、気づかいについて
具体的にこういうことだと教えてくれる。
特に気になったのは、相手に見返りを求めないということ、
部下に対して本当に伝わったか確認する工夫も気づかいのうちだということ。
やはりこちらがこれだけやってやっているのに。。と心の奥底で
見返りを求める自分がいるので切り替え、また部下に対する確認もがみがみ
言われていると感じさせない工夫をしようと思った。
自分の行動を振り返るきっかけになった本だった。
■自分の中のひっかかり
・気づかいとは、一言で言えば、「前向きなサービス精神」
ポイントは3つ
1.相手に見返りを求めない
2.人をよく観察する
3.人のせいにしない謙虚な態度
・いつもと違う「何か」を発見し、声をかける気づかいは上司を応援します。
・人は誰かに相談を持ちかけられると嬉しくなります。
・部下には具体的な言葉で伝え、本当に伝わったか確認する工夫も
気づかいのうち
・自分以外の人はすべてお客様であるという意識が必要
・若さの秘訣の4つの「かく」
汗をかく ものを書く 恥をかく 未来を描く