「要領がいい」と言われている人の、仕事と勉強を両立させる時間術 佐藤 孝幸
「要領がいい」と言われている人の、仕事と勉強を両立させる時間術 佐藤 孝幸
クロスメディアパブリッシング 2010.6.14 p208
限られた時間で最大のパフォーマンスをするためのヒントについて書かれた本。
働きながら弁護士、米国公認会計士等の資格をとった著者が、時間に対する
考え方、その限られた時間の使い方、勉強のやり方について書かれている。
最も大切なのは、欲と危機感ということが特に響いた。
時間の使い方についての本は、数多くあるが、結局これまでの習慣を変える
わけなので、最初は努力がいるし、続けるのは、結局本人のこうなりたいと
いう欲や危機意識が必要だと思う。それらが足りないからまあいいやと
三日坊主になってしまうのも納得できた。
自分がどうありたいのか、そのためにこのままでいいのか、
考えさせられるきっかけになった本だった。
■自分の中のひっかかり
・結果を出すには、まず効率を上げなければならない。
効率はやる気と集中力によって支えられるもの。
そのやる気と集中力は欲と危機感から生まれるものだ。
・10時に寝る。
・結果を出している人で手を抜いている人などいない。
彼らは、「どう努力すれば結果が出るか」を常に考えているからだ。
・勉強で効率を上げるには、自分でコントロール可能な範囲を
完璧にこなせるようにしよう。
・勉強で大事なのは、「やるべきこと」「やり方」を設定し
とにかく初志貫徹
・「達成感」を積み重ねれば続く
・隙間にできることを用意しておく。
・見直さないノートなら作る意味はない。