あなたの「隠れネガティブ」を解消する本 山口 まみ
あなたの「隠れネガティブ」を解消する本 山口 まみ
三笠書房 2014.12.20 p194
心の壁を破るための考え方について書かれた本。
心理学博士の心理学メソッドによる、不安、コンプレックス、思い込みなど
ネガティブな部分から一歩踏み出すための考え方や行動などについて
教えてくれる。
特に響いたのが、「多くの人の応援をする人は、多くの応援をされる人」
ということ。人にされるまえにまず自分から周りに与えるようにし
ようと思った。あとは「願望が脅迫観念にならないように手を打つ」ということも
自分自身を振り返り気を付けようと思った。
心を軽くしてくれる本だった。
■自分の中のひっかかり
・「願望」が「強迫観念」になる前に手を打つ
→願望が裏切られた状態。自分にとって「史上最悪だ」
と思える結果をあえて想像してみる。それが思ったほど
「悲惨極まりない」状態ではないことに気づくはず。
・強引な「なにがなんでもポジティブ思考」という考え方は
心と体を疲弊させてしまう可能性がある。
・人が能力を開花させるためには「安心感」という土台が
絶対に必要なのです。・・しかし、大人になったら「安心感」を
自分で自分に与えていかなければなりません。上手に「自分で
自分を愛する」ことで、自分の能力を発掘していきましょう。
・新しい習慣を身につけるには、最初は違和感を覚えながらも、
その行動に取り組み続ける必要がある。
・心を磨く
→自分を鼓舞してくれるような本を読む。感動する映画を見る。
話していると前向きになれる明るい友人と会って話をする。
体を動かす。美しいもの(アートや自然)に触れる。
尊敬する人の講演を聞く、自分の興味のある分野を掘り下げる勉強を
するなど・・
・「約束を守る」体験を積み重ねる
・「心の成熟度」を高めていくこと
・脳は「人のためになにかをする」喜びを知っている。