告白 松井 秀喜
告白 松井 秀喜
PHP 2007.12.18 224ページ
元プロ野球選手の松井 秀喜氏の人生観について書かれた本。
読売巨人軍で大活躍し、メジャーリーグのニューヨークヤンキースでも
活躍した松井 秀喜氏が華やかに見えるプロ野球の世界の裏側で、
どう考え、どう生きてきたのかについて書かれている。
特に響いたのが、長い間結果を出し続けるためのメンタル維持について
日々のルーティーン、同じことを毎日欠かさずやり続けることということ
だった。
これは、いままで読んだ本の中でも成功者、結果を出している人たちは、
何かこれだと思うことをずっとやり続けた人が多い気がする。
今現時点で自分にもいくつかルーティーンはあるが、なりたい自分は何なのか、
そのためには、何が必要か、それを日々のルーティーンに落とし込むには
どうすればいいか。そんなことを考えさせられた。
松井秀喜氏の凄さを知ったのと自分自身を見直すきっかけになった本。
■自分の中のひっかかり
・何事に対しても、集中力を持続するのが、難しいとか、切り替えが
なかなかつかない方もいると思います。僕は同じことを欠かさずに、
変わらずに、やり続けることがいつしか自分のリズムになっていきました。
・人の上に立つものが一番大切にしなければいけない資質は、まず
客観性・・そして、一貫性・・最後は選手や部下を信じること
・空海は天才です。そして修行に明け暮れた人物です。
・宮本武蔵から野球の心構えを学んだ