トマト革命 石黒 幸雄
トマト革命 石黒 幸雄
草思社 2001.2.1 p189
トマトを使った食事やトマトジュースで生活習慣病を防ぐ方法について書かれた本。
現代社会の食生活について見直し、地域それぞれの伝統的な食文化を守りながら、
ゆったりと食事を楽しむというスローフードを提唱する著者が、トマトを中心とした
野菜をもっと摂取することをすすめている。
特に、響いたのはトマトジュースを毎日飲んでいたカゴメの歴代工場長は、タバコ
や酒をやめていなくても血がきれいだったということと、子供の生活習慣病を防ぐ
ためにゆっくりと消化、吸収できる食事を与えること、味をしっかりと教えること
ということで、今後意識していこうと思った。
トマトジュースを継続して飲むきっかけになった本だった。
■自分の中のひっかかり
・トマトをふんだんに食べる南イタリアでは消化器系ガンの発生率が低い
・本来、野菜には甘みだけでなく、うま味、渋味、苦味、辛味、酸味が
そなわっている。
・慢性的な低血糖状態になり、キレやすくなるのは・・
コメやパスタのようにゆっくり消化、吸収される食べ物でなく、
すぐに吸収され血糖値を上げる食べ物ばかり食べているせいである。
・子どもの生活習慣病を防ぐには、ゆっくりと消化、吸収できる食事を
与え、子どもに食べ物の味をしっかり教えることが大切だ。
・子どもが菓子パン、スナック類、清涼飲料水ばかりに走るのは、
親にも責任があるのだ。
・歴代工場長はトマトジュースで血がきれい
→酒、タバコをやめられないなら毎日のトマトジュースを