成果を生む人が実行している朝9時前のルール 美崎栄一郎
成果を生む人が実行している朝9時前のルール
美崎栄一郎 大和書房 2010.6.5 P239
朝の時間を有効活用するためのヒントについて書かれた本。
就業時間の「前」に着目し、自分の情報を発信したり、人脈を広げたり、
会社に頼り切らない生き方をするためにどう考え、何をすればいいのかを
著者の経験に基づき具体的に書かれている。
読んで思ったのが、大前提として、自分はどうなりたいのか、何をしたいのか
という動機の部分がとても大事なような気がした。
いきなり会社を辞めてチャレンジしなさいということではなく、まずは会社を辞めずに
自分が興味のあることをスモールスタートで初めて見ては?という話であって、
今の仕事にプラスアルファでやることを増やすわけなので、自分が本当にやりたいこと、報酬に結びつかなかったとしてもやっていたいということを選ばないと続かない
と思った。
動機の部分は自分と向き合うしかないが、それが固まってきた段階で、この本を読むと、動機がより強固になるし、他の人はこういうことを考えて行動するのかと勉強に
なる本だと思った。
自分の中のひっかかり
・人と会うことで人は成長します。
・朝は毎日やってきます。つまり毎日があなたの成長のチャンスなのです。
・情報は預けると利子付きで返ってくる。
→情報の出入り口を広げるために、私が朝必ずしていることは、入手した
情報をそれが役に立ちそうだなと思う友人に転送することです。もしくは、
・回数をこなすと必ず質に転化する。
・自分の興味を発信するだけでチャンスは増えていく。
・人との出会いに投資し、良質な情報をインプットする。自分の情報を
インプットしてもらう。
・会社の肩書を持たずに、世の中を歩いていくためには、会社の名刺の他に
個人名刺を持つことをオススメします。
・手ぶらで人と会ってはいけない→「準備せずに会うな」