週5冊、月20冊の本を読む40代サラリーマンの読書ブログ-目指せ!三千善!-

読んだ本の紹介をメインに、本を読んだことによる人生の変化、考え方の変化など紹介できればと思います。

出世しない技術 梅森 浩一

出世しない技術 梅森 浩一

扶桑社 2004.10.1 p96

 

自分のために働き、かつ会社からも嫌われないやり方について書かれた本。

 

1000人以上もリストラしてきた著者が、会社のために働くのではなく、自分の

ために働き、なおかつ会社から愛されるプロの平社員を目指していくことに

ついて書かれている。

 

役職ができて、部下が増えて、精神的な負担が増えて・・と出世することで、

重くなることもある。

 

しかし、出世することで、大変だが自分のさじ加減で店舗をまわし、従業員たちを

守り、やりたい仕事が増えたという、制限されているが自由を楽しんでいる部分も

ある。

 

経験を積んでいろんなものに対する耐性、かわし方、楽しみ方、などを覚えて

きたから言えるのかもしれない。。

 

会社に留まり給料をいただけることに感謝を忘れずに、「会社に頼らない自分」を

意識するという一つの考えを学べた本だった。

 

■自分の中のひっかかり

・会社という土俵を借りて、給料をもらいながらも

 「会社の看板とリスクで、他社(他署)にプレゼンテーションをする

 

・「肩書の偉い人」が、必ずしも「給料が高い人」ではない。

 

・あくまでも、目指すのは「会社に頼らない自分」を、

 会社にとどまることで実現することなのです。