「学び」を「お金」に変える技術 井上 裕之
「学び」を「お金」に変える技術 井上 裕之
かんき出版 2012.9.20 p223
収入を上げるための勉強のやり方について書かれた本。
資格をとったり、セミナーに行ったりしても一向にお金につながらない人が
いる一方で、様々な肩書を持ち成果をあげてきた著者がいつ、どのような学びを
してきたかについて書かれている。
特に印象に残ったのは、「学び」は最終的には人間理解のための勉強に
行き着くということ。どのジャンルから勉強を始めたとしても行き着くところは
同じということに、共感できた。あとはひたすら量をこなす(努力する)という
こと。学びに近道はないのだなと思った。
人間として豊になるために学ぶということを教えてくれた本だった。
■自分の中のひっかかり
・人の価値は努力の量によって決まる。
・「学び」は最終的に人間理解のための勉強に行き着きます。
どの領域の勉強から始めても同じです。
・今の現在は、まぎれもなく、自分がまいた種によるものです。
→ほしい結果の種だけまく
・まず人間として豊になる。
・苦しい努力ならしないほうがいい。
・富を軽蔑する人間をあまり信じるな。富を得ることに絶望した
人間が富を軽蔑するのだ(フランシス・ベーコン)
・自分にとって本当に大事な人、波動の合う人の時間をできるだけ
多くとる。これが本当の意味で人間関係をうまくやることなのです。
・誰に対しても感謝する。
・読書は充実した人間をつくり、書くことは正確な人間をつくる
・教養を磨く機会をつくる。