週5冊、月20冊の本を読む40代サラリーマンの読書ブログ-目指せ!三千善!-

読んだ本の紹介をメインに、本を読んだことによる人生の変化、考え方の変化など紹介できればと思います。

即答力 松浦 弥太郎

即答力 松浦 弥太郎

朝日文庫 2016.6.30 1刷 p207

 

「間をつくらない」コミュニケーションが仕事と人生を成功に導くという考えのもと、

そのヒントについて書かれた本。

 

暮しの手帖」編集長、文筆家、古書店経営と、多方面にで活躍する著者が、仕事でもプライベートでも、答え方の質を考えての「即答」のコツとノウハウを、著者のキャリアをベースに書かれている。

 

読んでいて、即答の根本、出発点にあるのは、目の前の相手への気遣いや喜ばせたい

という愛情なのかなと思った。著者はそれを「即答力」と呼び、行動の具体例、

ヒントについて書いているが、人によって、使う言葉が違うのは面白い。

 

あらためて、相手あっての自分であり、目の前の人への気遣いという意識を

再確認させてもらった本だった。

 

自分の中のひっかかり

・チャンスに気づいて即答するには、好奇心と観察、仮説が欠かせません。

 

・即答とは相手を喜ばせること。もっと広く言うと、目の前の相手を喜ばせ、

 その連鎖で世の中の人が喜んでくれるという結果につながること。

 

・人の話を全部きちんと聞ける柔軟性がありながら、センス良く、相手に

 不快感を与えない程度に、自己主張する。これこそしなやかで上質な即答力です。

 

・自分からおもしろがる

 

・相手が喜ぶことは何かを知り、大切にしていること、心配していることを、

 相手と同じように扱うこと。

 

・自分の中に拠り所をもつ

 

・素早く読めるように気遣って書く。

 

・とにかくホウレンソウも先手を打つということ。「あれ、どうなってる?」と

 聞かれたら、すでに自分が遅すぎるというサインです。

 

・若ければ若いほど心がけたほうがいいのは、「流行り言葉を一切使わない」こと