遅読家のための読書術 印南 敦史
遅読家のための読書術 印南 敦史
ダイヤモンド社 2016.2.25 p204
年700冊を読むという著者の読書術について書かれた本
もっと多くの本を読みたいと思っているが、なかなかできない人へ習慣化するためのヒントが
書かれている。
基本的に、読書するうえで100%理解する、消化するという考え方を捨て、一つでも響くことがあればよしというスタンスで、あとは、速く読める本をたくさん読む。
という考えで具体的なアドバイスをしている。
特に響いたのが、「書くために読む」ことへ意識を変えるということ。
書くために読むというのは、自分自身言葉にすることがなかったので、新鮮だった。
とはいえ、こうしてブログを書いているので潜在的には書くことを意識していた
のかもしれない。
今後の自分の本の読み方に影響を与えてくれたいいきっかけになった本だった。
自分の中のひっかかり
・忘れていないものの中に、自分にとって大切な部分が凝縮されている。
・たくさんの本の中から「小さなかけら」を集めて、「大きなかたまり」を
つくっていく。
・目安としては、「速く読める本」が9割、「速く読む必要がない本」が1割。
・読書を習慣化するうえで重要なのは、「速く読める本」をたくさん読む。
・「書くために読む」ことへ意識を変える。
・その1行に感動できた「理由」をストックする。
・定期的に引用と感想を読み返す。
自分はどんな本に刺激を受けやすいのか?
自分はどんな考え方を好むのか?
自分はこれからどのような本を読みたいのか?
・「ベストな1冊」を選び直近の読書体験を評価